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GOLD STAR 億本プロモーション

CLIENT:サッポロビール TITLE:GOLD STAR 億本プロモーション OOH/StreetVision/CinemaAD
「全麦が泣いた」、「缶客動員 2億本突破」といったコピーが印象的な映画風ポスターを渋谷の街中に展開したサッポロビール「GOLD STAR」の億本プロモーション。少数精鋭チームで進められたこのプロジェクトが、いかにして実現されたかをインタビューした。
メンバー

プロジェクトが始まったきっかけは?

  • タケダ

    以前に別商品の施策でお世話になった「GOLD STAR」のブランドマネージャーの方に連絡をしたことがきっかけです。マス広告は実施されていたので、私たちが得意とするPR視点でのクリエーティブ開発のお話をしました。

  • オモテ

    社内の打合せもフランクに話し合ったり、アイデアを出したりする感じでしたよね。

  • タケダ

    ブランドの概況・課題を教えて頂き、最初はとにかく色々なアイデアをみんなで出し合いました。

プロモーション実施までのお話をお聞かせください。

  • タケダ

    「GOLD STAR」は2020年に発売された新ジャンルで、売り上げは好調でした。ちょうど2億本突破も見えていました。このニュースを契機に、他のブランドがトライしていないような、これまでの新ジャンルのプロモの枠を超えた何かをしたいと。

  • オモテ

    売れていることをそのまま伝えると自慢っぽくなってしまうので、ターゲット自らが話題化したくなるPR発想のクリエーティブを意識しました。

  • タケダ

    最終的には映画ポスター風のグラフィックで、「2億本突破」の事実をユーモラスに伝える企画を提案して。

  • オモテ

    一言目で、オモシロいと頂きました(笑)

  • タナカ

    クライアントさんがクリエーティブに理解とリスペクトがある方々で、和気あいあいと意見を言い合える関係値ができたのもよかったんだと思います。

ポスターはどんな場所に掲出されましたか?

  • オモテ

    渋谷でポスタージャックを実施したり、恵比寿スカイウォークに掲出したり。SNSでの拡散を狙いました。感度の高い方に届けばいいなぁと。

面白いクリエーティブですよね。反応はいかがでしたか?

  • タナカ

    クライアントさんからもご評価を頂いて、3億本キャンペーンも実施することになりました。

  • オモテ

    映画風ポスターの文脈を引き継いで本物の映画予告のようなムービーを作り、実際に映画館のCM枠で流しました。またフライヤーも作って新宿の映画館で配りましたね。

  • タケダ

    フライヤーの写真をSNSにあげてくれている人もいましたよね。

  • タナカ

    並行して映画の告知アカウント風のTwitterアカウントまで作っちゃいました。投稿のストーリーを組み立てて、エッジの効いたインフルエンサーとコラボしたり、さらには家庭用プロジェクターが当たるキャンペーンを実施しました。

  • タケダ

    「GOLD STAR」はうまさを追求することへの本気度を大切にしているブランド。プロモーション全体で徹底して「映画風」の世界観を作り上げることでブランドの本気度を示すことを意識していました。

プロジェクト全体を振り返ってみていかがでしょうか?

  • タケダ

    クライアントさんも含めたチーム全員で意見を言い合えたことがよかったですね。

  • オモテ

    時には「GOLD STAR」を飲みながら(笑)

  • タナカ

    成果は勿論大切ですが、クリエーティブの現場は作り手自身が楽しんで考えることも大事だなと、改めて感じました。

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